Windowsを再インストールする方法：USB版

：USB版でのWindowsの再インストール方法

Windowsの再インストールは、パソコンの動作が遅くなったり、エラーが多発したりしたときに有効な手段です。USB版のWindowsを使用すれば、比較的簡単に再インストールを行うことができます。

準備するもの

USBメモリ（容量は16GB以上）
Windowsのインストールメディア（ISOファイルなど）
USBブートツール（Rufusなど）
インストールするパソコン

１．USBメモリをフォーマットする

まず、USBメモリをフォーマットして、Windowsのインストールメディアを格納できるようにします。USBメモリをパソコンに挿入し、エクスプローラーを開きます。USBメモリのドライブを選択し、右クリックして「フォーマット」を選択します。ファイルシステムは「NTFS」、アロケーションユニットサイズは「デフォルト」のままにして、「クイックフォーマット」のチェックボックスをオンにして、「開始」をクリックします。

２．USBブートツールを使用してUSBメモリにWindowsのインストールメディアを書き込む

USBメモリをフォーマットしたら、USBブートツールを使用して、WindowsのインストールメディアをUSBメモリに書き込みます。今回は、RufusというUSBブートツールを使用します。Rufusを起動したら、「デバイス」の項目でUSBメモリを選択し、「ブートするISOイメージ」の項目でWindowsのインストールメディアのISOファイルを指定します。ブートモードで「UEFI」がサポートされているパソコンの場合は、「ターゲットシステム」を「UEFI」に変更してください。設定が終わったら、「スタート」をクリックして、USBメモリにWindowsのインストールメディアを書き込みます。

３．パソコンのUEFI/BIOSでUSBメモリから起動する設定にする

USBブートツールを使用してUSBメモリにWindowsのインストールメディアを書き込んだら、パソコンのUEFI/BIOSでUSBメモリから起動する設定に変更します。パソコンの電源を入れて、すぐに「F2」や「Del」などのキーを押して、UEFI/BIOSの画面を開きます。UEFI/BIOSの画面が開いたら、「ブート」の項目を探し、「ブート順位」でUSBメモリを最上位に設定します。設定が終わったら、「F10」や「Esc」などのキーを押して、UEFI/BIOSの画面を閉じます。

４．USBメモリから起動し、Windowsのインストールを開始する

UEFI/BIOSでUSBメモリから起動する設定に変更したら、USBメモリをパソコンに挿入して、起動します。USBメモリから起動すると、Windowsのインストール画面が表示されます。インストール画面が表示されたら、「言語の選択」で日本語を選択し、「次へ」をクリックします。「インストールの種類の選択」で「カスタム」を選択し、「次へ」をクリックします。「インストールする場所の選択」で、インストールするパーティションを選択し、「フォーマット」をクリックします。フォーマットが終わったら、「次へ」をクリックします。Windowsのインストールが始まります。インストールが終わったら、パソコンが再起動します。

５．Windowsの設定をする

パソコンが再起動したら、Windowsの設定を行います。設定画面が表示されたら、「国または地域」で日本を選択し、「キーボードレイアウト」で日本語を選択し、「次へ」をクリックします。「あなたの名前」と「ユーザー名」を入力し、「次へ」をクリックします。「パスワード」と「パスワードを確認」にパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。Microsoftアカウントにサインインするか、ローカルアカウントを作成します。サインインするか、アカウントを作成したら、「次へ」をクリックします。プライバシーに関する設定を行います。設定が終わったら、「次へ」をクリックします。Windowsの設定が完了します。